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中国語
2006.09.29
 
漫歩メディアの事業

    「日本語フリーペーパーの草分け」――これが弊社「漫歩メディア」を紹介するうえで最も代表的な"枕詞"となってきました。
    しかし、昨今では、『ウェネバー』(旧ウォーカー)シリーズのみならず、中国語クーポン誌『酷棒(クーポン)』や英語トラベル情報誌『HintList』など日本語以外の刊行物も増えており、また「アジアンフェア」(今春)や「インターナショナルフェア」等の大型イベントを主催するなど、異国・異文化の「架け橋」としての事業は「日中」間を超えた、幅広い範囲に及び始めています。

 
    現在、オフィス拠点は北京、上海、無錫、蘇州、広州、深せん、そして東京。日本人、中国人、イギリス人、カナダ人など社員は多国籍に及び、人数の規模も200名近くまで拡大してきています。
「出版」事業とメーカー
 

    基本的に紙媒体の制作事業というのは、一種の「メーカー」であると私は考えています。
    材料を集め、組み立て、一つの形=製品=に仕上げていくプロセスというのは基本的に商品の「製造工程」と変わりはなく、編集や設計(デザイン)に携わるメンバーというのはその過程をカバーする生産部門と言ってよいでしょう。
    もちろん異なるところもあります。確かにDTPやインターネットの普及といったPCインフラの向上は、(幾多のメーカーがFAの導入によって生産性を向上させた
ように、)従来必要としていた煩雑な作業を省略したり、軽減したりしてきたといえます。しかし、私たちが生産に従事するものは、品質が均一化され、規格化されたものではありません。高度なハイテクの導入、インフラの整備によって、必ずしも優れたQC(品質制御)が達成されるのではないのが私たちの携わる仕事の特徴かと思います。
出版活動に携わるということ

    「出社時間は何時? 勤務時間は何時から何時までですか――?」 就職希望者との面接時、こんな質問に遭うことが少なくありません。その時、私はこうした質問に及んだ面接者のホンネがどこにあるのかちょっと気になります。
     もし、面接者が「夜型生活者ばかりの編集部のなかで、ダラダラ過ごすのは嫌だ」という宣言を込めて、勤務開始時間について尋ねてくるというのであれば私としてはウェルカムです。一部の編集者稼業の人が、夕方近くにノコノコ出社してきて(芸能人でもあるまいし)「おはようございます」などと挨拶しあっ

 
ているのを見るのは私にとっても愉快なものではありません。「早朝一番、締まっていこう――」と言ってくれるような人がいたらより歓迎したいと思っています。
    けれども、もし面接者が出社時間の話から、「残業代」云々という話題に触れてきた場合、私は開口一番「お引き取りください」と言うことにしています。
     編集者(編集記者)の仕事というのは、決まった労働時間内で決まった成果が得られるような単純なものではありません。朝から微動だにせず机に向かったところで、良い文章が書けるというものでもなければ、素晴らしい特集企画が形となって目の前に現われてくるわけでもないからです。なんだか、オートメーション化やハイテク化が行き届かない非効率的で、前近代的で、多時間消費の仕事(家内制手工業?)のようですね。
編集者募集中!
    現在、私が携わっているのが、『ウェネバーチャイナ』という中国全土版の月刊誌、そして『Biz Presso』という華東地域限定版の隔週(ビジネス)ニュースペーパーの2誌です。( http://biz.shwalker.com/  ) デザイナー1名、編集者5名という陣容で、会社全体から見ると規模的に小さな部隊ですが、幸いにして働くことが好きな人ばかりが集まっています。
     今回、Job2meさんからサイトのスペースを頂くという栄に預かりました。「自由テーマ」で語ってよいというご好意に甘え、(ちょうどいま人員補充の必要に迫られていることから、)編集部員募集のPRもさせて頂けたらと思います。
     編集者の仕事というのは、前述したように多時間消費の仕事であり、地味で忍耐を必要とする作業も少なくありません。また私たちの部門が制作する情報誌の対象となる読者は、百戦錬磨のビジネス戦士の方々といえます。彼らに「読んでもらう」本をつくるためには、日々の知識吸収の努力を惜しんでいてはなりません。
     編集者は目指す値打ちのある仕事です。門を叩いてみたいという方がいらっしゃったら是非ご一報いただけたらと思います。
 
 ビジネス誌編集部・近藤修一(編集長):
『ウェネバーチャイナ』(月刊誌)、『ビズプレッソ』(隔週ニュース)担当。出版社、コンピュータ会社等の勤務を経て現職。日本への帰還を幾度か志すも、「出戻り」を繰り返し中国滞在歴は累計10年に及ぶ。「中国半通(中国語で"生半可"の意味)+α」を自負。趣味は中国映画鑑賞など。
 
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